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上田式12段階片麻痺機能検査をもっと簡単に!【パッと見でわかるフローチャートつくりました~上肢・下肢編~】

上田式12段階片麻痺機能検査をもっと簡単に!【パッと見でわかるフローチャートつくりました~上肢・下肢編~】

上田式12段階片麻痺機能検査をもっと簡単に使いたい!

という方は是非ご覧ください。

パッと見でグレードが分かる評価フローチャートを作成しました。

脳卒中片麻痺の分離運動の評価方法としては、施設によって

  • 上田式12段階片麻痺機能検査
  • Brunnstrom stage(ブルンストロームステージ)
  • Fugl Meyer Assessment(フューゲルメイヤーアセスメント)

などが使用されていると思われます。

どの評価方法も様々な利点と問題点が挙げられていますが、

中でも「上田式12段階片麻痺機能検査」は、グレードの評定も比較的はっきりしており、経時評価などにも使用しやすいという利点があります。

しかしながら、いかんせん判定方法が煩雑な評価です。

評価したことがある方は分かると思いますが、11種類の検査を覚えなければいけない上に、その結果からグレードへ変換するのがまあ面倒くさいんです。

そこで、簡単なフローチャートにならないかと思い、まとめてみました。

<上肢>

 

<下肢>

表の見方ですが、

  • 人の画像の下に記載してあるのは、「不十分」と「十分」の間の基準です。
  • 〇は「十分」、△は「不十分」、×は「不可能」を表します。
  • 〇枠の中の数字が「評定グレード」になります。

左上から青矢印に沿って進んでいけば、簡単にグレードを判別できます。

手指のグレード判定はちょっと特殊なため、また次回の記事で解説します。

画像に関しては、千住先生の『理学療法評価法(理学療法学テキスト)』から引用させて頂いています。

また脳卒中に関わる必読の良書をいくつかご紹介します。

ぜひご参考にして下さい。

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