憎きコロナによって身動きが取れず、大切な人にも会えず、大切な人を失い、エンジョイする場所を失い、仕事を奪われた大人たち、青春を奪われた大学生たち、行き場を失っている独身たち、夏がもうすぐ終わりそうですよ。
夏と言えば行事は盛りだくさん。
冬は寒くて何もやる気がしないですが、打って変わって夏はスーパーアクティブに早変わり、のはずが。
花火をしたか?
―していない。
海へ行ったか?
―行っていない。
水族館へ行ったか?
―行っていない。
BBQはしたか?
―していない。
仕事ばかりで外に出ていないせいもあるかもしれませんが、セミの鳴き声もなんだか少ない気がする。
思えば、夏休みの学校のプール、ラジオ体操、じいちゃん家、旅行など、楽しみなことがあると時間が長く感じるあの「待ちぼうけ特殊相対性理論」は、大人になった今、仕事に追われる日々の中で時間を短く感じさせることに貢献してしまっています。
暑さ寒さも彼岸まで。
という伝承がありますが、夏がスロースターターな割に、秋はだいぶフライング気味にカレンダーを進ませ、私の地域ではお盆を過ぎると途端に朝晩が冷えるようになってきます。
なんだかんだ台風によって、仰いだ青い空が青すぎて瞬きを忘れるくらいの天気になったのもほんの数日だった印象。
なんにせよ、コロナが落ち着かないと県外に出れない、というか外食や飲み会すらできないので、お早い収束と、シワ寄せで来年再来年は忙しい夏になることを祈願。
来年はいろいろと遊べるように気長に待つことにしましょう。
まあとりあえずこんな今年の夏は、若者のすべては聞き飽きてしまったので、never young beachでも聞いて過ごしましょう。
(出典:never young beach)
ちなみに、ネバヤンがまだ5人いた頃、ロン毛にニット帽被った兄ちゃんたちが喫茶店らしき古民家から出てくるミュージックビデオに衝撃を受け、このCDジャケットのバナナマン(と勝手に呼んでいますが)をLINEのアイコン画像にしていたら、キモがられて好きだった女子からブロックされました。
夏の思い出。