当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

パノラマルーフ不要問題 【トヨタ カローラクロス】

パノラマルーフ不要問題 【トヨタ カローラクロス】

カーオプション選択の際に、車種によっては憧れの「パノラマルーフ」を選択できる場合があります。

しかしカッコいいからといって安易にパノラマルーフを付けると、後々後悔することもあるかもしれません…

今回私がカローラクロスを購入するにあたって、パノラマルーフをオプションするかどうかで感じたことをまとめてみました。

サンルーフ・ムーンルーフ

抜群の解放感から、車内にいながらまるで屋外にいるかのような錯覚に陥らせてくれる「サンルーフ」や「ムーンルーフ」。

カンタンに言うと、車の天井部分が一部ガラス張りになっているアレのことで、見たことがあったり、無くても知っていたりする方は多いでしょう。

サンルーフとムーンルーフはほぼ同じものを指しており(ガラスが開閉可動するかなどの細かい違いはあるようですが)、このように自動車メーカーや車種によっても名称が異なり、新車を購入する際にはメーカーオプションとして選択ができる人気のオプションの1つですが、必要か不要かで悩むところです。

私は今回トヨタのカローラクロスを注文し、苦節約5か月を経て2月の始めに納車となりました。

この車種にもメーカーオプションで巨大サンルーフである「パノラマルーフ」の選択が可能となっていました。

結論として、私の場合は新車購入のカローラクロスにパノラマルーフは付けなかったのですが、注文の際にたぶんおそらく他の方々もそうであったのと同様に悩みました。

「本当に要る?これ」と。

 

実はムーンルーフ搭載車を経験済み

そもそも以前所有していたのが、同じくトヨタの「ヴァンガード」という車だったのですが、この車種にもメーカーオプションでムーンルーフがありました。

中古で購入しましたが、前オーナーがオプションで選択してあり、しっかりとムーンルーフが搭載されていました。

ヴァンガードのムーンルーフは、それほどガラス面が大きいものではないですが、ボタン1つでガラス部分を開閉することができたり、任意の場所でガラス開閉の可動を止め、上部から風を取り入れたりすることができるようになっていました。

これに対してカローラクロスは、車体上部の約3分の2がガラス面になっているという、まさにパノラミックな仕様。

そのまま「パノラマルーフ」と称されています。

ガラス部の開閉はできませんが、閉塞感が出やすい後部座席にも圧倒的な解放感が得られるということで、発表当時より話題となっていました。

カタログを見ても、このパノラマルーフは序盤で紹介されており、トヨタさんもかなりプッシュしているオススメポイントであることが窺えます。

(出典:https://toyota.jp/)

 

私がパノラマルーフは不要と感じた理由

そんな私はパノラマルーフ反対派です!(笑)

もちろんオプション選択することは無かったのですが、私が新車カローラクロスでパノラマルーフは「不要だ!」と決心した理由は4つあります。

 

ヴァンガード時代もムーンルーフにテンションが上がったのは最初だけ

ヴァンガードを購入した時にも、ムーンルーフが搭載されているということで若かった私はテンション爆上げでブイブイしていました。

夏の海岸沿いを浜の潮風を浴びながらゆっくりドライブしたり、上半身を出してパリピっぽく騒いだり、秋冬には車内で寝っ転がって月や星でも眺めたりしたらオツですな~、なんて妄想しながら乗っていたのは最初だけでした。

結局最後までそんな使い方をしたことは無く、最初こそガラスを開けて上からも外の空気を取り入れて運転したことはあったものの、次第にそんなことはしなくなり、最期の頃は天井にルーフがあることすら忘れていました。

だからきっとその恩恵を受けることは多く無いだろうと思い、オプション選択はしませんでした。

 

夏は暑く、冬は寒い

サンルーフ・ムーンルーフ搭載車に乗ったことがある方は分かると思いますが、ガラス張りなので外の気温・天気の影響をかなり受け、ルーフ使用時には車内がいつもよりも暑く(寒く)なります。

おそらく春と秋にしか出番が来なくなる(それも最初だけ)と予想します。

 

パノラマルーフは価格が高すぎる

このオプションを付けるだけで11万円上乗せになります。

せっかくコスパの良いSUVというプッシュポイントがあるのに、最近の自動車販売の手法なのか、オプションによってどんどんコスパがダウンしていく有様をこの車種でも実感しました。

 

修理が大変そう

フロントガラスと同様、それなりの強化ガラスを使用しているとは思いますが、例えば高速道路で走行中の飛び石に見舞われてしまった場合、キズが付いたり、ひどい時にはヒビが入ったり割れてしまったりと、通常の金属の天井に比べるとその影響は大きくなると思われます。

また鳥のフンなんかも内側から丸見えになるため、抜群の景色と解放感を得るためには、そういった汚れなんかには常に気を配っている必要があり、逆に面倒です。

 

結論:パノラマルーフ不要

以前乗っていたサンルーフ搭載車での経験から、私はパノラマルーフは不要だと考えています。

リセールバリューを考えると付けておいた方が良い気もしますが、不要だと感じる人が増えればそれも分かりません。

また、ぶっちゃけ後部座席にはそんなに解放感が無くても問題ないと思います。

単身で使用する場合にはもちろん、ファミリーでも子供が後部座席に座ることが多いと思うので、よほどの高身長の方が後部座席に座る以外の場合では、快適に乗車できる気がします。

リスクやメンテナンスの手間を天秤にかけ、抜群の景観と解放感をとっても良いですが、11万あればちょっとした旅費の足しにする方が価値があると私は考えてしまいました。

お車の購入の際の参考になれば幸いです。

雑話カテゴリの最新記事